路傍亭@はてなブログ

備忘録とか記録とか

応援の科学 所さんの目がテン 2010年02月27日放送

応援の効果について実験で確認してみようという面白い試みだった。

応援向いているスポーツ向いていないスポーツ

(実験1)バッティングセンターで、応援の無い時とある時をくらべると、応援のある時の方がヒットが打てない。(20球中ヒット15.7球 → 11.7球)
(実験2)ルームランナー上で運動嫌い3人が10分走る。その後、応援つきで再度10分走ると、疲労後にもかかわらず応援付きの後半の方が距離が伸びた。(約2kmが平均200m程度走行距離が伸びた)
(結論)エネルギー系のスポーツ (水泳、マラソンクロスカントリー) は応援により精神力が維持できるため効果があるがスキル系のスポーツ(野球、ゴルフ、カーリング)は集中を乱されて応援が逆効果になることがある。ただ重要な場面以外の応援は気分を盛り上げる意味で意味がある。野球も集中する場面では静かにという応援の工夫が必要かもという結論だった。

ちなみにサッカーは中間のスポーツに分類されていた。

励ます応援褒める応援

(実験3)高い処が苦手な人にバンジージャンプに挑戦してもらう時に、励ます応援と褒める応援をかけると、飛ぶまでの時間が平均9分30秒と2分30秒とはっきり差がついた。
(結論)励ます応援は、すでに頑張っている選手にはストレスで反発を得て逆効果のことがある。ピンチや不安になっている選手を褒める応援すると安心してさらに力をだせる。

なぜテレビの前でも応援してしまう

(実験4)プロレスを見ていると負けて方を応援する。プロフィールを知るとより集中して応援する。
(結論)応援は自分がその選手に投影される「同一視」感情移入できるほうがより強く応援する。

感想

面白い結果だなあ。サッカーの応援の時も、選手に集中を求める敵/味方ゴール前とか、応援も静かに集中して見た方がいいのか?!