2007-09-23 ホリイの落語狂時代 第11回(東京かわら版9月号) 堀井憲一郎が東京かわら版に連載しているエッセイ。前回まではやくたいのない印象批評だったんだが、今回から「同じ噺を噺家さんたちはどう演じ分けてるか大研究」初回は「明烏」の巻。かわら版の狭い紙面に展開速度の違い(メルクマールな場面の出現時刻の違い)や大門に縛られているやつはいつからいるかといったクスグリの比較やら。各噺家がどこに力を入れて演っているかが見えて面白い分析になってる。本人は「こんな企画つづくかどうか」といっているが、これは是非とも続けてほしいもんだ。(追記) 堀井憲一郎って、もともとはこういう数え上げ調査が得意な人だったんですね。