路傍亭@はてなブログ

備忘録とか記録とか

地震雲

奄美で深度4の地震があったあと、被害の情報が無いかtwitterのタイムラインを眺めていたら、地震雲の話題が出ていた。

いい機会なのでtwitter地震雲を検索したら、出るわ出るわ。とりあえず9日前まで(システムの関係でそれ以上遡れなかった。)は、日本のどこかで、毎日、いわゆる「地震雲」が、日によっては複数箇所で観測されていることが判った。

これだけ毎日たくさん発生する雲なら、何かの地震の前に、いわゆる「地震雲」がどこかで観測されるというのも当たり前の話だ。でもそれは、「地震の前の日には必ず、太陽は東から昇る」のが観測されるのと同じくらいの意味でしかない。

とりあえずフツーの人が地震雲と騒いでいるのは、全然意味がないことが分かった。もう少し珍しい雲を指して「地震雲」とよんでるかと思ったら、普通の飛行機雲や鱗雲を見ても地震雲地震雲と騒いでいるのが分かったのは収穫だ。

ちなみに、昔は、変わった雲、美しい雲が観測されたときは、昔は「天変地異」の前触れと解釈されたものなのに、なんで今は「地震」一辺倒なんですかね。「革命がおきる」とか「北○○が攻めてくる」とかバラエティに富んだ解釈はないのかなあ。