物語の途中、フランクとケイの間にある種の信頼関係ができたとたん、そこをコアに世界があっという間に安定していくのが判る。世界の表現は変わらず、互いの主観には差分が依然として存続しているのにもかかわらず。神林がこれを恋愛小説だといったのもムベなるかな。これは良い意味で裏切られた。星4つ。
物語の途中、フランクとケイの間にある種の信頼関係ができたとたん、そこをコアに世界があっという間に安定していくのが判る。世界の表現は変わらず、互いの主観には差分が依然として存続しているのにもかかわらず。神林がこれを恋愛小説だといったのもムベなるかな。これは良い意味で裏切られた。星4つ。