唐突の最終巻。深小姫の家族のエピソードも出てきて一気に話が広がりそうなところだったので残念。
エピローグで、奥瀬サキはずっと昔からゲゲゲの鬼太郎を目標にしていたのを思い出した。*1
その目標は、最近の《人間の味方》な鬼太郎ではなく、初期の、人間と異界の間に立って繋ぐトリックスターとしての鬼太郎なのだろうなあと、低俗霊シリーズを思い起こして、そう考える。
低俗霊daydream 10 (角川コミックス・エース 70-10)
- 作者: 奥瀬サキ,目黒三吉
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/01/26
- メディア: コミック
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*1:火炎魔人か低俗霊の1巻かのあとがきで語っていたはず。