路傍亭@はてなブログ

備忘録とか記録とか

探偵綺譚―石黒正数短編集

こちらも世界は「駘蕩*1」としている。本当の意味の事件はなかなか起きない。良くわからないことがいっぱい起きて、なんとなく突いたらヤブヘビが出てくるが、それもたいしたことではない。

ただそれが心地良い。

この作者は「それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)」を描いた人なんだな。こちらも同じような噺なのだろうか。ちょっと興味を持った。

探偵綺譚?石黒正数短編集? (リュウコミックス)

探偵綺譚?石黒正数短編集? (リュウコミックス)

*1:この本が気になった原因の1つである帯の押井守の惹句