路傍亭@はてなブログ

備忘録とか記録とか

川越探検

DPZに紹介されれていた極太焼きそばを求めて川越へと出発する私である。

さすがに晴れた朝はとても寒く、川越は特に冷え込むという情報も得たので、不審者さながらに重装備。襟巻きはサンガサポ謹製の冬応援用マフラー。頭は耳当てから帽子に変形も可能なすぐれもののバンダナ。中にはフリースを着込んである。日差しがあれば昼には暖かくなるだろうという見切り発車の下(結局正解だったが)朝10時前に出発。

昨晩の突貫工事で移動した中央線下り高架線を横目で見ながら国分寺西武線に乗り換え、東村山で新宿線に乗換えて本川越へ。駅を出ると出初式の宣伝兼火災注意の消防自動車の10台くらいの編隊が道を爆走していくところに出くわす。火災注意は川越の街の成り立ちに深くかかわっていることが後で判るのだがそれはまた別の機会に。

10分ほど歩くとお目当ての蓮馨寺(れんけいじ)に着くが、寺の向かいに熊野神社があったので、まずそちらに参拝して烏に挨拶してから境内へ。
本尊に参詣しオビンズルさまを撫でてからお目当ての焼きそば屋台へ

本当に小さな屋台で机が前と裏に1つ椅子が併せて7個くらいしかない。
ひっきりなしに観光や地元の人の持ち帰り客が来る中、焼きそばの中(400g)を注文。

屋台の奥でオカミさんが焼いてる中、大将は机でワンカップを呑んで馴染み客と談笑中だ(笑)その中に混じって数分待っていると出てきました極太焼きそばが

ご覧のとおり、うどん並みの太さの中華麺。具はわずかに肉とキャベツが入っているのみだが、これが美味い。ソースと出汁の味がソバにみっちり絡まって、かみ締めるたびにいい味が染み出てくる。歯ごたえは、太くてもっちりしているのに噛むとプチンと切れる心地よさ。もちもちプチンという麺は漫画の中の架空のものかと思っていたが、こんなところで出会えるとは。ちょいと感動ものだった。これは食べにくる価値はありますよ。